海外のチョコレートブランド

海外のチョコレートブランド

海外の人気ショコラティエが、2000年以降に続々と日本にも進出しました。

 

 

スペインから世界へと伝わったチョコレート。
400年以上経った現在、さまざまなバリエーションのチョコレートを楽しむことができます。
ヨーロッパを中心に、日本にも販売取扱いの店舗がある海外ブランドを紹介します。

 

<フランス>

ダロワイヨ(DALLOYAU)
1802年に創業したダロワイヨ。
シャルル・ダロワイヨがヴェルサイユ宮殿に王家のパン職人として仕え、王朝と共に食の歴史を刻んできました。
ダロワイヨ発祥のオペラなど、チョコレート菓子も有名です。
https://www.dalloyau.co.jp/

ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)
国際チョコレートコンクール優勝やMOF(フランス国家最優秀職人章)を受章するなど、ショコラティエとしての実績が多いジャン=ポール・エヴァンさん。
2002年に日本1号店を伊勢丹新宿店にオープンしました。
https://www.jph-japon.co.jp/

ヴァローナ(VALRHONA)
1922年に創業したチョコレート会社。
カカオの栽培から製造にいたるまで、徹底した品質管理を行っています。
専門家向けのクーベルチュール以外にも、一般向けのチョコレートも販売しています。
第4のチョコレートとも言われる『ブロンド・チョコレート』を開発しました。
https://www.valrhona.co.jp/

ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)
「ガナッシュの魔術師」とも呼ばれたロベール・ランクスさんが、1977年に創業。
2012年に、フランス国家最優秀職人章の称号を持つシェフ、ニコラ・クロワゾーさんが、シェフ・パティシエ・ショコラティエに就任しました。
https://www.lamaisonduchocolat.com/ja_jp

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(Patisserie Sadaharu AOKI paris)
フランスやスイスで8年間修業を積んだパティシエの青木定治さん。1998年にパリにアトリエを開設し、チョコレートも取り扱うようになりました。
2011年、フランスのショコラ愛好会「C.C.C(.クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)」より最高位を受賞しました。
https://www.sadaharuaoki.jp/

ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)
1998年、東京に1号店がオープンしました。
「パティスリー界のピカソ」の異名をもつピエール・エルメさんのショコラは、常識を打ち破る、独特な作品とされています。
https://www.pierreherme.co.jp/

セバスチャン・ユベール(SEBASTIEN HUBER)
セバスチャン・ユベールさんは、新進気鋭のパティシエです。
「美食の都」としても知られるストラスブールで活躍します。
カカオ分の異なる多様なショコラベースに、果物などの素材を織り交ぜたマカロンが特に人気です。
http://www.sebastien-huber.co.jp/

 

<スイス>

リンツ(Lindt)
創業者のロドルフ・リンツは、1879年になめらかなチョコレートを作るための「コンチェ」という画期的な技法と機械を発明しました。
現在も世界的に有名なチョコレートブランドです。
日本では2007年に初めて、リンツの直営店がオープンしました。
https://www.lindt.jp/f/onlineshop

ネスレ(Nestlé)
アンリ・ネスレが1866年に創業したネスレ社は粉ミルク製造から始まりました。
現座は、世界最大級の食品会社となり、「キットカット」など、人気のチョコレートを製造しています。
https://www.nestle.co.jp/

 

<ベルギー>

ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)
ピエール・マルコリーニさんが1994年に創業。
自ら農園を訪ねてカカオ豆を探し、選別から精錬全工程を管理しています。
厳選された原料から作られるクーベルチュールは「ブリュッセルの宝物」と呼ばれます。
2015年にはベルギー王室御用達ブランドの栄誉を授かりました。
https://pierremarcolini.jp/

ノイハウス(NEUHAUS)
1857年にベルギーのブリュッセルに薬とお菓子を扱う店として構えたのが始まりです。
3代目ジャン・ノイハウスがナッツ類に飴を絡ませたチョコレートで包んだプラリーヌを開発しました。
現在ではベルギー王室御用達ブランドとしても知られています。
https://www.neuhauschocolates.jp/

レオニダス(Leonidas)
1913年に、ギリシャ人の菓子職人であるレオニダス・ケステキディスさんが創業。チョコレートを一粒から気軽に楽しんでもらうために、量り売りを始めました。
100%ココアバターを使用したフレッシュな味わいが特徴です。
創業100周年の2013年に、ベルギー王室御用達の認定を受けました。
https://www.leonidas-alex.jp/

ゴディバ(GODIVA)
1926年に創業。
創業者のジョセフ・ドラップスさんは、それまで一般的だった板チョコレートとは全く異なる、美しい形の粒チョコレートを発表しました。
ベルギー王室御用達となったゴディバは、日本における高級チョコレートの先駆者的存在です。
https://www.godiva.co.jp/

ヴィタメール(WITTAMER)
1910年創業のベルギー王室御用達認定ブランド。
創業者のアンリ・ヴィタメールさんの「目の届く範囲だけに手作りの味を届けたい」という思いから、1990年まではベルギー本店のみで販売していました。
現在、自国以外では唯一日本にだけ出店しています。
https://www.wittamer.jp/

デルレイ(DelReY)
ダイヤモンドショコラが代名詞のブランドです。1949年にベルギーのアントワープで創業。
1993年に、厳しい基準で知られるルレ・デセール(Relais Desserts)の会員となりました。
2004年に銀座店がオープンしました。
https://delrey.co.jp/

 

<スペイン>

カカオ サンパカ(CACAO SAMPAKA)
スペインのバルセロナに本店を構える、スペイン王室御用達のブランド。
16世紀、カカオを初めてヨーロッパにもたらしたのは、スペインでした。
「サンパカ」の名称は、かつて世界最高のカカオを栽培していたという、ギニアにある古いカカオ農園に由来します。
http://shop.cacaosampaka.jp/

 

<オーストリア>

デメル(DEMEL)
神聖ローマ帝国を統治したハプスブルク家の紋章をブランドマークに、1786年の創業から200年以上の伝統を誇る老舗。
「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」という言葉があるほどの、ウィーンの象徴的存在です。
https://demel.co.jp/

 

<イタリア>

カファレル(Caffarel)
ピエール・ポール・カファレルが1826年にイタリアのトリノで創業したチョコレートブランド。
焙煎したヘーゼルナッツとカカオを組み合わせた「ジャンドューヤチョコレート」を1865年に開発し、代表商品となりました。
https://www.caffarel.co.jp/

ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)
イタリアを代表する世界的ジュエラーのブルガリが手掛けるチョコレート専門店。
専属のショコラティエによって、ハンドメイドで作られたチョコレートは、チョコレート・ジェムズ(宝石)と呼ばれます。
https://gourmet.bulgari.com/shop/default.aspx

ドモーリ(DOMORI)
1994年に創業。
創業者のジャンルーカ・フランゾーニさんは、ベネズエラでカカオの研究を始め、絶滅寸前だったクリオロ品種に出会い、このカカオを復活させることを使命としました。
創業以来、ジャンルーカさんがカカオを自社農園で栽培し、完成までの全工程に携わります。
https://delsurjapan.com/product/domori/

 

<アメリカ>

ハーシー(HERSHEY’S)
キャラメル製造で成功したミルトン・ハーシーは、1894年に「ハーシーココア」の発売し、チョコレート事業が始まりました。
周囲の広大な酪農場から新鮮なミルクを大量生産することで、購入しやすいチョコレートを提供し、世界最大級のチョコレートメーカーへと発展しました。
https://www.thehersheycompany.com/ja_jp/home.html

マストブラザーズ(MAST Brothers)
2007年創業のニューヨークのブルックリンにあるチョコレート店。
カカオ豆からチョコレートを作る全ての工程を自社で行うビーントゥバーで製造しています。
さらに、保存料やバター、油を使用せずに、ナチュラルな素材を使ったオーガニックが特徴です。
https://ekletikos.co.jp/corp/brand/mast-brothers/

 

 

 

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