日本のチョコレートブランド

日本のチョコレートブランド

日本のチョコレートの歴史はヨーロッパより短くも、優れた品質のチョコレートは多種多様。

 

 

日本でのチョコレートに関する最初の記録は、1797年(寛政9年)。
ヨーロッパからチョコレートが伝わってから200年以上経った現在、日本でも美味しいチョコレートを製造する専門店やメーカーがたくさんあります。
全国的に小売店で購入可能なメーカーやオンライン注文が可能なショップなど、国内ブランドを紹介します。

 

<北海道>

六花亭
1933年(昭和8年)創業の北海道の製菓メーカー。
1968年(昭和43年)に日本で初めてホワイトチョコレートを製造しました。
北海道の坂本直行画伯による花の包装紙も有名で、北海道土産として定番です。
https://www.rokkatei.co.jp/

石屋製菓
1947年(昭和22年)に北海道で創業した製菓メーカー。
北海道の名花として有名な「白い恋人」を製造しています。
1995年(平成7年)には、「イシヤチョコレートファクトリー(現在の白い恋人パーク)」を開業しました。
「白い恋人」の製造ライン見学やチョコレートの歴史を学べるテーマパークです。
https://www.ishiya.co.jp/

ロイズ
1983年(昭和58年)に創業のチョコレートメーカー。
「北海道の地で本場・ヨーロッパに負けないチョコレートをつくりたい」という思いで創業し、北海道当別町で、厳選した素材でチョコレート作りを行っています。
さまざまな種類の中で、特に生チョコレートが人気です。
https://www.royce.com/

 

<東京>

和光アネックス ケーキ&チョコレートショップ
まだ日本にチョコレート専門店が少なかった1988年(昭和63年)に、アトリエを併設した専門店がオープンしました。
「フレッシュなチョコレート」を意味する「ショコラ・フレ」が人気です。
地下1階はグルメサロン、1階はケーキとチョコレートショップ、2階はティーサロンです。
https://www.wako.co.jp/store_information/main/annex/cakechocolate/

ショコラティエ・エリカ
1982年(昭和57年)に創業。
大正時代にカカオ豆の輸入を始め、チョコレート製造業者だった創業者の「日本で初のショコラティエを作りたい」という思いから始まりました。
製造から販売まで、白金台1店舗のみで行っています。店名は、花の「エリカ」に由来します。
https://www.erica.co.jp/

ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ
1999年(平成11年)にオープン。
オーナーの土屋公二さんはフランスで修業し、2015年(平成27年)にサロン・デュ・ショコラ パリで、C.C.C主催のチョコレート品評会で外国人部門最優秀味覚賞を受賞しています。
店名はカカオの学名「テオブロマ・カカオ(神様の食べ物)」に由来します。
https://www.theobroma.co.jp/

ルート デュ ショコラ
1977年(昭和52年)に、チョコレート専門店として東京の江古田に開店しました。現在は本郷に店舗があります。
厳選されたカカオ特産地のカカオ豆だけを使用するスイスのフェルクリン社のクーヴェルチュールチョコレートをベースに作られるチョコレートが人気です。
https://www.99chocolat.co.jp/

ベル アメール
店名は、フランス語で「BEL(美しい)」「AMER(苦味)」、「美しい苦味」という意味です。
ヨーロッパとは異なり、気温・湿度の変化が激しい日本において、温度と湿度の厳密に管理をしたアトリエでショコラが作られています。
四季を感じさせる、美しい商品作りが特徴です。
https://www.belamer.jp/

ショコラティエ パレ ド オール
三枝俊介さんがフランスのショコラティエ、故モーリス・ベルナシオンさんに薫陶を受けて、2004年(平成16年)にオープンしたチョコレート専門店。
カカオ豆からチョコレートまで全工程を自社で管理する「ビーントゥーバー」の工房も2014年に立ち上げました。
https://www.palet-dor.com/

 

<メーカー>

芥川製菓
1886年(明治19年)に創業したチョコレート専門のメーカー。
日本におけるチョコレートの黎明期である頃の1914年(大正3年)にチョコレートの製造を開始しました。
http://www.akutagawaseika.co.jp/

江崎グリコ
1922年(大正11年)創業の製菓会社。
1955年(昭和30年)にアーモンド入りのキャラメルを発売し、アーモンド時代の先駆けとなり、1958年(昭和33年)に「アーモンドチョコレート」を発売しました。
1966年(昭和41年)には「ポッキー」を発売しました。
https://www.glico.com/jp/

ゴンチャロフ製菓
1923年(大正12年)に創業した洋菓子メーカー。
ロマノフ王朝の宮廷菓子職人であったマカロフ・ゴンチャロフさんが、ロシア革命により祖国を離れて神戸でボンボンショコラを作ったことがゴンチャロフの始まりです。
日本で初めてウィスキーボンボンを作ったといわれています。
https://www.goncharoff.co.jp/

不二家
1910年(昭和10年)に創業者の藤井林右衛門さんが横浜に開店した洋菓子店が不二家の前身です。
1935年(昭和10年)にハート形チョコレートを発売し、1956年(昭和31年)にバレンタインセールを実施しました。
https://www.fujiya-peko.co.jp/

明治
1906年(明治39年)に設立された明治製糖を起源とする食品会社。
「明治製菓」と「明治乳業」との事業再編により、2011年(平成23年)に社名が「株式会社明治」となりました。
1926年(大正15年)にロングセラーとなる「明治ミルクチョコレート」の販売を開始しました。
https://www.meiji.co.jp/

メリーチョコレート
1950年(昭和25年)に、東京の青山の洋菓子メーカーとして誕生。
1958年(昭和33年)に日本で初めてバレンタインセールを実施したことでも知られています。
2016年(平成28年)にサロン・デュ・ショコラ パリで最も栄誉あるC.C.C.アワードを受賞したトーキョーチョコレートなどのブランドがあります。
https://www.mary.co.jp/mary/

森永製菓
1899年(明治32年)創業の製菓メーカー。
創業者の森永太一郎は、「日本に西洋菓子を普及させる」という思いで渡米し、技術習得の修業をしました。
日本で初めてカカオ豆からチョコレートをつくる一貫製造を始め、1918年(大正7年)に「森永ミルクチョコレート」を発売しました。
https://www.morinaga.co.jp/

モロゾフ
1931年(昭和6年)に神戸で創業した洋菓子メーカー。
日本でいち早くバレンタインデー文化をスタートさせた企業としても知られています。
1932年(昭和7年)にバレンタインチョコレートを発売し、1936年(昭和11年)にバレンタインデーにチョコレートを贈ることを紹介しました。
https://www.morozoff.co.jp/

ロッテ
1948年(昭和23年)創業の製菓メーカー。
社名はゲーテの名作「若きウェルテルの悩み」のヒロイン、シャルロッテに由来します。
1964年(昭和39年)に「ガーナミルクチョコレート」を発売しました。
https://www.lotte.co.jp/

 

 

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