クリスマスケーキの定番ブッシュドノエル。樹皮の皮に見立ててチョコレートが塗られます。
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を記念する行事です。
降誕祭ともいいます。
キリスト教の国では復活祭と並ぶ大切な祝祭日です。
クリスマスを祝って食べるケーキには、イギリスのプディング、ドイツのシュトーレンやレーブクーヘンなど、国によって味や形もさまざまなものがあります。
中でもチョコレートが使われるケーキといえば、フランスのブッシュ・ド・ノエルです。
ブッシュ・ド・ノエルは、フランス語で「ブッシュ」は「薪」、「ノエル」は「クリスマス」を意味します。
ロールケーキを薪に見立て、表面をチョコレートクリームなどで塗り、木の樹皮を模して表面に筋を付けます。
このケーキの由来は、さまざまな説があります。
一つは、キリストが生まれるのを一晩中薪を燃やして待ったという説です。
他には、貧しい青年がリボンをかけた薪をクリスマスプレゼントとして恋人に贈ったという説などがあります。