せっかく食べるなら美味しい状態で食べたいチョコレート。
チョコレートに含まれているココアバターが28℃前後で溶け始める特性によって、チョコレートは暑さが苦手です。
一度溶けたり、柔らかくなったチョコレートは風味を損ねてしまいます。
温度変化に対する保管状態が悪いと、ブルーム現象が起きることもあります。
チョコレートの美味しさを保つ保管方法は次のとおりです。
<チョコレートの理想的な保存方法>
・一般的なチョコレートの保存は、16~22℃が適温。
・ガナッシュの入ったチョコレートや生チョコレートは、15~18℃が適温。
・日光の当たる場所を避け、常温で保存する。
・暖房がききすぎた部屋や暖房のそばを避ける。
・一度柔らかくなってしまった場合でも、急激に冷やさない。
・冷蔵庫で保存する場合には、チョコレートをラップやアルミ箔などで包む。
さらにクッキングペーパーなどで包み、ファスナー付きのビニール袋に入れると、匂いの吸着や乾燥を防止できる。